離乳食を食べる楽しさを体験しながら「食べる力」を育む

出口未美さん(保育士)

立場

保育士

場所

子育て支援

年齢

6ヶ月〜18ヶ月歳

発達段階 STEP2 離乳食( 6ヶ月~18か月)

★自我のめばえ、母親とは別の個体としての自我の認識

内容

①離乳食は赤ちゃん一人が楽しむものではなく、親子ともども楽しむもの。赤ちゃんが離乳食は楽しいものと思えると同時に、お母さんやお父さんも赤ちゃんの気持ちを尊重して楽しい時間を共有する。
②離乳食の段階の進め方がよくわからないまま初めて子育てをする若いお母さんたちに離乳食に対しての理解を深めてもらい、赤ちゃんにとっての「食の楽しさ」を知る。
③「食」を通じて子どもは心身を「育む」ことを学んでいくことを知る。

【 その方法として 】

①食育の話のなかで「食事=楽しい」を知らせる。

②発達段階にあった無理のない離乳食の進め方の話。

③実際の離乳食を見せ食材の固さや形態、量を確認してもらう。

④離乳食期の赤ちゃんに見られるトラブルについての話。

⑤手づかみ食べの大切さと重要性についての話をする。

⑥Q&A(質疑応答)

まとめ

「食」は、子どもの健やかな心と身体の発達に欠かせない大切なテーマです。授乳期から「食」の大切さを意識し、離乳食を通じて、少しずつ食べ物に親しみながら、咀嚼と嚥下を体験していきます。さまざまな味を経験し、いろいろな食品を見て、触ることで、食べようとする意欲が育ち、おいしく食べた満足感に共感することで食べる意欲が育まれていきます。信頼できる人にくっつき安心できるという愛着関係からはじまり、幼い子どもにとって母親は安心し、信頼し、心を開放できる何よりの安全基地です。
赤ちゃんの時から「おいしいね」「たのしいね」と上質の喜びを経験することにより、心が楽しみで満たされることを知ることで生き甲斐感を体験し、成長への計りしれない力を養うことになります。先の人生でも見えないところで支えてくれる大きな力になります。
安心した安らぎの中で母乳(ミルク)を飲み、離乳食を食べる経験を通して、食欲や食べる意欲という一生を通じて健康な食習慣の基礎になり、乳幼児期から、発育、発達段階に応じた豊かな食の体験を積み重ねていくことによって、生涯にわたって健康でいきいきとした生活を送る基礎としての食を営む力が育まれていくことができます。

※備 考
1回限りの単発講座ではなく、1つのテーマを決めて講座を行う


※ 教室企画案は一部省略して掲載しております。
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