パパのための「赤ちゃんの正しい抱っこ」講座
赤ちゃんを抱っこすることに苦手意識を持っているパパは意外に多いんです。
ママは、本能的にある程度「正しい抱っこ」ができてしまうので、パパが抱っこを怖がっていることがあまりわからないのです。
ここでは、そんなパパのために「赤ちゃんの正しい抱っこ」のやり方をご紹介いたします。
よこ抱っこのやり方
1. 赤ちゃんを抱き上げる
寝ている状態の赤ちゃんの頭を左手に乗せます。
右手は赤ちゃんのお尻のあたりにのせて抱き上げます。
2. 赤ちゃんを自分の身体に引き寄せる
男性は力があるので、つい腕だけで抱っこしようとしてしまいますが、それでは赤ちゃんも不安ですし、腕もすぐ疲れてしまいます。
抱き上げた赤ちゃんの頭を左腕へとずらします。
お尻においていた右手は、赤ちゃんの身体を回すように持ち替えて、自分の身体へとピッタリと引き寄せます。
すると、赤ちゃんの身体はパパの身体にピッタリとくっつき、赤ちゃんがもっとも安心する状態になります。
赤ちゃんの頭はちょうど自分の心臓のあたりに来ているはずです。
パパの心音が赤ちゃんを安心させるのです。
3. 赤ちゃんをあやす
赤ちゃんがもぞもぞするようなら、身体を揺らしながらあやしてあげます。
腕だけではなく、体全体を揺らすことがポイントです。
たて抱っこのやり方
1. 赤ちゃんを抱き上げる
右手を赤ちゃんの脇の下からいれて、首を支えます。
左手をお尻の下にいれて、ゆっくりと抱き上げます。
首の据わっていない赤ちゃんを抱き上げるときには、首をしっかりと支えながらゆっくり抱き上げてくださいね。
2. 赤ちゃんを自分の身体に引き寄せる
赤ちゃんの顔が自分の左の肩口にくる位置で赤ちゃんと体を密着させてます。
よこ抱っこと同様に、身体をピッタリと密着させていただほうが、赤ちゃんは安心します。
3. 赤ちゃんをあやす
赤ちゃんがもぞもぞするようなら、身体を揺らしながらあやしてあげます。
腕だけではなく、体全体を揺らすことがポイントです。
苦手意識のあるパパにとって、抱っこは怖いもののようにみえますよね。
自然に赤ちゃんを抱っこしてしまうママをみて、「抱っこはママに任せたほうが安心だ」なんて思ってしまってはいませんか?
しっかりとポイントを抑えて「正しい抱っこ」をすれば、赤ちゃんはパパの腕の中でも安心してくれます。
また、たとえグズってしまっても、抱っこであやす方法を知っていれば怖くなんかありません。
これまで、なんとなく抱っこを避けてきたパパも、今日からぜひともチャレンジしてみてくださいね。